02_倍数と約数_教科書

解説

単元たんげん2 倍数ばいすう約数やくすうです。

この単元たんげんでは、倍数ばいすう約数やくすう基本きほん、そして最小さいしょう公倍数こうばいすう最大さいだい公約数こうやくすうについてまなびます。

倍数とは?

倍数ばいすうとはなんでしょうか?

ある整数せいすう整数せいすうばいした結果けっか整数せいすうのことを倍数ばいすうといいます。

たとえば、3の倍数ばいすうかんがえてみましょう。

3を1かいした3、2かいした6、3かいした9、4かいした12…とつづきます。これらのかずはすべて3の倍数ばいすうです。

4の倍数ばいすうはどうでしょう?4、8、12、16…となります。これらはすべて4の倍数ばいすうです。

ポイントは、倍数ばいすうは、すべてその数字すうじれるかずであることです。

また、この数直線すうちょくせんのように、倍数ばいすうおなかずのたしざんかえしていることでもあるので、すべておなはばならんでいるという性質せいしつもあります。

公倍数

公倍数こうばいすうとは、二つ以上いじょう整数せいすう共通きょうつうする倍数ばいすうのことです。
また、その公倍数こうばいすうの中でもっとちいさいものを、最小さいしょう公倍数こうばいすうといいます。

たとえば、3と4の最小さいしょう公倍数こうばいすうつけるには、3の倍数ばいすうと4の倍数ばいすう両方りょうほうともリストアップし、共通きょうつうするかずさがします。
12,24、そして次は36とえていきます。その中でもっとちいさいかず最小さいしょう公倍数こうばいすうで、12となります。
さきほどの数直線すうちょくせん上だと、より共通きょうつうするかずかりやすくなります。

例題

例題れいだいです。
8と12の最小さいしょう公倍数こうばいすうこたえましょう。


こたえは24です。 解説かいせつをします。

まず、それぞれの倍数ばいすうをリストアップします。

8の倍数ばいすうは8、16、24、32…とつづきます。

12の倍数ばいすうは12、24、36…とつづきます。

その中で共通きょうつうする倍数ばいすう公倍数こうばいすうですが、いちばん最初さいしょるものが最小さいしょう公倍数こうばいすうとなり、24がこたえです。

約数とは?

約数やくすうとはなんでしょうか?

約数やくすうとは、あるかずることができるかずのことです。

たとえば、6の約数やくすうかんがえてみましょう。

6をることができるかずは、1、2、3、6です。

これは、6を1でると6、2でると3、3でると2、6でると1になるからです。

スライドのてください。

このえんを8等分とうぶんされたケーキとしてたとき、約数やくすうはこのケーキを何人なんにんけるとぴったりあまりなくけられるか?というかんがかたもできます。

1人で8つ、2人で4つずつ、4人で2つずつ、8人で1つずつ。

このときの約数やくすうは1、2、4、8です。

公約数

公約数こうやくすうとは、二つ以上いじょう整数せいすう共通きょうつうする約数やくすうのことです。

また、その公約数こうやくすうの中でもっとおおきいものを、最大さいだい公約数こうやくすうといいます。

たとえば、18と24の最大さいだい公約数こうやくすうつけるには、18の約数やくすうと24の約数やくすう両方りょうほうともリストアップし、共通きょうつうするかずさがします。

1はどのかず約数やくすうにもはいっているのでかなら公約数こうやくすうとなります。

つづいて、3と9も公約数こうやくすうです。

その中でいちばんおおきいかず、すなわち9が最大さいだい公約数こうやくすうとなります。

のようにさがしていくのもよいでしょう。

例題

例題れいだいです。24と54の最大さいだい公約数こうやくすうこたえましょう。



こたえは6となります。解説かいせつをします。

まず、24の約数やくすうは 1, 2, 3, 4, 6, 12, 24

54の約数やくすうは 1, 2, 3, 6, 9, 18, 27, 54

共通きょうつうする約数やくすう、すなわち公約数こうやくすうは 1, 2, 3, 6 ですが、もっとおおきいかず最大さいだい公約数こうやくすう となり、そのかずは 6 です。