解説

次は、お客様の気持ちを大切にする顧客志向と、法律やルールを守る「コンプライアンス」という考え方を学びましょう。
顧客志向とは

顧客志向とは、お客様の気持ちや希望をよく理解し、それに合う提案やサービスをすることです。

お客様の気持ちになって考えるんですね。でも、具体的にはどうすればいいんですか?

お客様の話をよく聞き、何に困っているのか、どんな希望があるのかを理解します。

そして、業務の内容をちゃんと理解してから、解決方法を提案します。

まずは、しっかりと話を聞くところから始めるんですね。

そのとおりです。
コンプライアンスとは

つぎに「コンプライアンス」ですが、日本語では「法令順守」ともいいます。

つまり、企業が活動するときに、法律だけでなく、社会のルールや道徳も ちゃんと守るということです。そうすることで、企業は周りから信頼され、大きくなっていくことができます。

ITの仕事で特に知っておかないといけない法律ってありますか?

ITの仕事で知っておきたいのは、個人情報保護法、著作権法、不正アクセス禁止法などです。

もし企業がコンプライアンスに違反すると、信頼を大きく失うおそれがあります。じっさいに、コンプライアンス違反が原因で倒産した企業もあります。

企業も信頼を大切にしなければいけないということですね。

そのとおりです。企業の成長には、社会との信頼関係が大切なのです。
理解度チェック
問題
問1.顧客志向とは何ですか。
問2.コンプライアンスとは何ですか。
問3.ITの仕事をするうえで重要な、コンプライアンスに関連する法律を3つあげてください。
解答・解説
問1.顧客志向とは何ですか。
解答
顧客の気持ちや希望をよく理解し、それに合う提案やサービスをすること。
解説
話をよく聞き、困りごとや希望をつかみ、顧客の仕事の内容を理解してから解決方法を提案する。
問2.コンプライアンスとは何ですか。
解答
法令順守。企業が活動するときに、法律だけでなく社会のルールや道徳も守ること。
解説
信頼を得て成長するために不可欠で、違反は信用の失墜や倒産に直結しうる。
問3.ITの仕事をするうえで重要な、コンプライアンスに関連する法律を3つあげてください。
解答
- 個人情報保護法
- 著作権法
- 不正アクセス禁止法
解説
個人情報保護法は、個人の権利や利益を保護するために、個人情報の適切な取扱いや活用を定める法律です。
著作権法は、文章・画像・音楽・ソフトウェアなどの著作物の権利を保護し、むやみに複製・配布することを禁じる法律です。利用には権利者の許諾や適法な範囲の遵守が必要です。
不正アクセス禁止法は、権限のないシステムへの侵入や、他人のID・パスワードの不正取得・利用などを禁じ、ネットワークの安全を守る法律です。
要点まとめ
- 顧客志向:顧客の気持ち・希望をよく聞き、業務理解にもとづいて解決策を提案する。
- コンプライアンス:法令順守と社会規範の尊重。信頼を築き、違反のリスク(信用失墜・倒産)を避ける。
- ITで特に重要な法律:個人情報保護法/著作権法/不正アクセス禁止法。